No.11感想

「20世紀少年」浦沢直樹

　首吊りの真相は結局オカルトにしてしまうのかな。できればトリックの根拠を示して欲しい。奇跡で終わらしたら何でもありになっちゃう。

「オメガトライブ」玉井雪雄

　晴はこの答えを出したことによって完全に一皮向けたようだ。小菅は撃たれて死亡かな。晴が助けそうだけど、元の人間に戻って全てが丸く収まるのはどうだろう。そうしたら仲間になるだろうな。うまいまとめ方に期待したい。

「格闘太陽伝ガチ」青山広美

　殺意がなければ勝てないという砦の狂気に飲まれずに、自分の意思をしっかり持って決着をつけそうだ。大陽が狂気に飲まれた時の葛藤なんかを描いて欲しかったんだけど。来週にドラゴンズレインボー発動で決着かな。

「ルサンチマン」花沢健吾

　作中でのゲーム内のことだけ描いてれば、設定に凝ったとしても萌え漫画の範疇は出ないんだよね。そうしないで現実での主人公達をここまで悲惨に描いてるというのは、作者はギャルゲーだけに熱中しているような人達に「現実を直視しろという」メッセージを込めて伝えたいものがあるんだろうか。そうなるとゲーム内での何かがきっかけで、主人公が現実にも目を向けるような展開になっていくだろうな。それとも「バーチャルしかない」というルサンチマン達を描きたいだけなのか。まあどうでもいいっか。

「東京エイティーズ」安童夕馬+大石知征

　既にもう力也達がうまくいかなそうな兆候が。あれこそまさに成り行きだもん。