No.10感想

ファンタジスタ草場道輝
 今週は素晴らしいね。勝利という一つの絵をピッチに描くために、皆が共通した意識をもち、それぞれが最良の選択をする。団体競技であるサッカーの魅力を余すことなく描いている。ファンタジスタ達のプレー描写ではなく、こういうとこがこの漫画の魅力だな。
 ファンタジスタ達と、彼らを直接的にうまく使うファルコーニを意識するあまり忘れていた自分の特徴を、仲間によって気付かされる近藤。それによって自分のあるべき姿を取り戻していく過程が素晴らしい。ファンタジスタとは対をなす彼の存在にスポットが当たることによって、ファンタジスタを描くこの漫画の輝きがいっそう増す。やっぱり近藤は魅力的なキャラだ。唯我独尊がよく似合う。
金色のガッシュ!!
 レイラ強よっ。あんなに強かったのか。仲間と力を合わせて、強大な敵に立ち向かうというベタな展開。悪くない。
「MAJOR」満田 拓也
 そうきたか。これに気付かないとは鈍かった。最初は打たれそう。
KATSU!
こっちは予想通り。嫌いではないけど、バレバレなのがちょっと。展開が速いのはうれしい。
かってに改蔵久米田康治
 いつもとは違うパターン。妊法って。最後は目玉おやじかよ。笑った。
結界師
 新しい設定を加えて、世界観を広げてきたね。どう料理していってもおもしろくなりそうな予感。謎も深まっていって、深読みするのも楽しい。締めの感じも好きだな。