No.6・7

BREACH
 主人公のいないところで物語がしばらく進行していくかと思ってたら、一護はあっさり回復ですか。虚仮面の謎で今後の展開に伏線を張っている夜一と一護の前半のやり取りがいいね。一度捨ててきたはずなのに、なぜか戻ってきたことが不穏な空気の増長に一役買っている。後半の夜一の正体云々は自分的にはあまり興味なし。この場面では変なウケを狙わない方がよかった。
 バトルでは、岩鷲に触れることもなく倒すことで、白哉の強さと怖さがうまく表されてるね。ただこの緊迫した場面で唐突なツッコミギャグはどうなんだろう。緊張感が台無しになってしまうような気もする。
 ようやく一護とルキアが再会。感傷に浸る間もなく闘いが始まる。ここですんなり決着がつくとは思えないので、邪魔が来るのかな。虚仮面も気になる。
 今週はページ数が多くて読み応えがあった。
ONE PIECE
 乗馬のシーンがノビノビしてていいね。新しく出てきた敵キャラは、しょぼさ丸出しであまり魅力的じゃない。この敵とのゲームで仲間が一人いなくなる展開になるのかな。どんなゲームだろう。ゲームの独創性と面白さに期待していいものかどうか。また話が冗長になりそうなのが不安。
アイシールド21
 安易に泥門を勝たせることなく、キッカーがいないという課題を強調しておいて次の展開に繋げる。凄く自分好みな展開。セナたちの思惑通り、10点差で勝利して武蔵が仲間になってよかったよかったじゃ萎えまくるところだった。
 チームは負けたけど、それぞれが経験を積み、得たものは大きい。余韻を残して終わらせるところを、退去の条件を持ち出して自然に海外特訓へと繋げる畳み掛ける展開。面白かったです。
NARUTO
 大蛇に睨まれる描写には迫力があってよかったね。大蛇丸は他の器で転生をしてしまったので、サスケを器にするのは無理になるわけね。おそらくサスケは救出できずに、大蛇丸の片腕になってしまう展開になるんじゃないだろうか。
 今週はバトルがなかったのでけっこう面白かった。ただ来週からまた単調なバトルが続くと思うと正直げんなりする。杞憂に終わらせてくれ。
テニスの王子様
 たぶん準優勝だろうね。ここから3連勝させるのは無理がある。まあそんな常識通用する漫画じゃないけどな。
 リョーマサマアイカワラズカッコイイ。「べっさつ柳ノート」なぜ別冊だけが平仮名なんでしょう。ここにこの試合の鍵がある。ねーよボケ。
LIVE
 ジャンプで「レイプ」という単語が出ても、この漫画だと不自然ではない。心に響く言葉とかいらないからもっと笑わせてくれ。
DEATH NOTE
 ライトとLがいかにしてお互いの正体を割り出すかという知能戦になると思っていたけど、色々と新しい設定が登場。
死神の目で人間を見ると、その人の寿命が判るとのこと。月の寿命の93312639が秒だとすると、余命2年位か。まあ人間時間と死神時間はまったく別物で関係ない思うけど。それともラストに繋げてくるのかな。
 さらに残り寿命を半分失う代わりに死神の目を得ることができるとのこと。獲得しなきゃ意味のない設定なんで受け入れるでしょう。でも尾行人をこれで殺したら一発で怪しまれるから、そんな単純な展開にはならないでしょう。どういうふうに使っていくのか楽しみ。
HUNTER×HUNTER
 見開き扉の長髪はカイトなんだろうか。
 最後のそれぞれの戦力を見て、どう考えても蟲側が圧倒的に有利だなあ。ここからどう逆転していくのか。人間の心を残した蟲による内部分裂しか思い浮かばない。
 会長が任務遂行には犠牲が必要とのこと。普通の少年漫画では犠牲が必要でも結局は犠牲なしで解決するもんだけど、この作者はホントに誰か犠牲にするだろうな。その是非を巡ってゴンとキルアが対立とか。まあ予想通りにはならないでしょう。だからおもしろい。
ごっちゃんです!!
 勝つための手段が逆転した攻防が、それに対する会場の反応も含めておもしろい。掲載位置がやばいなあ。打ち切られそうだ。
ついに来週、荒木比呂彦復活。レース物ということはジョジョではないのかな。新境地に期待。楽しみだ。